タイにあるアメリカの大学(Tri-Continent Degree Program:トリコンチネントディグリープログラム)とは、ラマ—大学(米国・テキサス州立大学)、サイアムテクノロジー大学(タイ・バンコク)、英国のNVQ国家認定資格Level 5の三か国の学位および資格のすべてが一回の留学で取得できる画期的なプログラムです。
タイにはこれまでも英語で授業が受けられるインターナショナルな大学の学部はありましたが、アメリカの学位が取得できる大学は2017年に開始された本プログラムが初めてです。本プログラムの設立趣旨を改めてご紹介します。
東南アジアをはじめ、世界の優秀な学生にアメリカの教育を与えたい。そんな思想のもとに、タイにあるアメリカの大学(トリコンチネントディグリープログラム)が生まれました。具体的には、タイでは最も古い私立の工科大学であるサイアムテクノロジー大学と米国テキサス州立大学のラマー大学が提携し、行っているプログラムです。
そのため、実現できたのが大きな3つの特徴です。
1.アジア価格だから、学費・生活費が安い
2.大学で学びながら英語力を強化すれば良いとの方針から、入学時に英語力のスコアを求めない
3.各教科が2週間毎 (計8日間/教科) で修了する特別なカリキュラム構成を採用しているため、1年を通じて入学のチャンスがある
卒業時に2つの学位が取得できる「ダブルディグリー」「デュアルディグリー」のシステムを採用したプログラムは近年注目されていました。日本国内の大学でも実施してる大学がありますし、海外でも様々な大学で、国際的に認知されているものです。
しかし、このタイにあるアメリカの大学(トリコンチネントディグリープログラム)は卒業時に3つの学位・資格が取得できます。文字通り、米国、英国、タイのトリコンチネント(Tri-Continent:3大陸)にまたがっていることから名付けられました。
もちろん授業は全てが英語で行われます。基本的には講義のノートをとるだけの日本の大学とは違い、アメリカの大学の授業では、課題設定や仮説・検証、ディスカッションやプレゼンテーションなどを通じて学んでいきます。
英語を使って、海外で一人暮らしをしながら、しっかりと勉強しなければ卒業することができません。
そして、教室を一歩出るとそこはタイの大学。学食を利用するにも簡単なタイ語は身につける必要があるでしょう。
お買い物のためにマーケットに行ったりと、生きていくためにはタイ語はいやでも学ばざるを得ません。アメリカをはじめ、英語圏の大学への進学では得ることができない第3の言語習得ができます。
経済発展が著しいASEANの中心地タイに身を置いて世界を眺めることができる、そんな貴重な機会となるこの留学はあなたの人生にどれほどの価値を生み出すのか計り知れません。
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